「建築主が本当に探し求めている工務店」の魅力を忘れないこと
工務店の現場見学会に関心がある方は「建築する住宅」だけではなく「工務店の企業姿勢」にも関心があります。工務店が良い顧客に出会いたいと考えるように、建築主も同様に良い工務店に出会いたいと考えています。
都会風の洗練された住宅を望んでいる方やオシャレなデザイン住宅を望んでいる方は工務店にそれほど高い関心は持ちません。住宅メーカーや知名度の高い建築企業に相談します。
一方工務店に高い関心を寄せる方は「住まいづくりは工務店に依頼したい」考えています。
つまり、建築主は工務店側に対し住宅メーカーと異なる意識を持っているのです。工務店側はこの「建築主の工務店側への意識」を理解することが重要です。
これは、SUUMO(リクルート)のアンケートから「建築主が本当に望んでいる工務店」からも言えることです。
建築主の思いは、工務店の魅力とハウスメーカーの魅力は正反対でその項目は重なっていない。商品やデザインは工務店の魅力とはなっていない。このアンケートの結果から、
工務店はハウスメーカーの真似をしないで異なる魅力を大事にしていくことが重要
と言えます。
建築主が本当に探し求めている工務店は
1.親身で、融通がきく
2.予算の範囲内で家が建てられる
3.要望に合う提案をしてくれる
(※参照→建築主が本当に探し求めている工務店)
「現場見学会のチラシ」を作成する時「現場見学会の集客」を考える時、この「建築主が本当に探し求めている工務店」の魅力を忘れないことです。
建築主は工務店を探そうとしますと結構大変です。ホームページでいろいろ探しても住宅メーカーのような商品住宅を主張する工務店であればすぐにも見つかるのですが「建築主が本当に探し求めている工務店」はなかなか見つからないのです。
住宅メーカーや知名度の高い工務店であればいつでも出会えるので改めて探すことはしないが、小規模の工務店であれば
出会う機会がないので「現場見学会」は建築主と工務店が出会える場所となります。
また、建築主側にすれば現場見学会は工務店に出会えることだけではなく「どんな住宅を建築してくれるのか?保証は?気軽に相談できるのか?価格は?‥‥」を直接確認できるのです。
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