「顧客リスト」を「見込客」にするには「顧客に会うこと」であるなら、「どうすれば顧客を会えるか?」が課題となります。
「顧客と会う」場合、顧客の方から自宅で住まいづくりの相談をしたいという申し出は少なく、顧客を会社に集客するか住宅展示場に集客するかあるいは勉強会やセミナーに集客することになります。つまり「顧客に会う」を「顧客を集客する」と表現に言い換えることができます。
集客するために、「ニュースレター・資料・DM」を発送しますがメリット・デメリットもありますので注意することです。
今は顧客は人間関係をつくることは好まない方が多い、人間関係を望むのは契約後です。工務店が顧客へ発送する物が人間関係を意識した内容には注意すること、特に顧客側のプライバシーまでに踏み込むような物には特に注意することです。
一般に、人は管理されることは好まない。顧客を管理してもその印象を与えないことです。むしろ、他人関係であることを意識させ、ビジネス的な情報を伝える方が受けとる顧客側にとっては気が楽なのです。
顧客を集客するための有効な方法に「マインドシェア」という考え方があります。それは簡単に言えば顧客に対し工務店への意識や関心度を高めておくことです。
「住まいづくりを考える時、工務店を思い出してもらえる」「住まいづくり相談の声をかけてもらえる」ということをするのです。
どこにもあるように思われれば顧客は離れていきます。離れていかないためには顧客側にとって高い存在価値であることを認識してもらうことがマインドシェアを高めることにもなります。
「顧客リスト」を集客する時に重要なことがあります。それは「何処に行けばいいのか?」です。顧客は会社に直接はいくことはしない。
理由は顧客は「未だ工務店を決定しようとは考えていない。相談したいだけ」の動機なのです。工務店が現場見学会をやっていればそこにいくでしょう。住宅展示場があればそこへいくでしょう。
しかし、顧客が工務店へ関心を持った時、現場見学会もやっていない住宅展示場もなければ、工務店側へアプローチができない。結果的に顧客は工務店側から離れていきます。顧客が工務店に関心を持った時、気軽にアプローチができる「集客場所」があることが重要です。
それでは「どうすれば顧客を集客できるか?」。単純な回答は「人間関係なら『集客する約束をする』こと、ビジネス関係なら『集客するメリット』を伝える」こととなります。
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