多くの顧客は、住まいづくりに興味関心があっても今すぐ建てる予定はない
現場見学会で上手に営業すれば3倍の受注高を上げることができるでしょう。理由は現場見学会で受注契約した顧客より契約に至らなかった顧客の方が多く、そのような顧客と契約することができれば多くの受注高を上げることができるからです。
工務店は受注高を上げるために、住宅展示場や現場見学会を計画する時、集客や現場のことをいろいろ検討しますが、現場見学会の営業について検討することが少ない。
現場見学会に来場する方は、次第に少なくなり、それに、来場する方は、住まいづくりに関心があっても今すぐに建築するわけでもなく、また明確な建築予定があるわけでもない方が多くなった。
こうした顧客は、住宅に興味はあるのですが、何を見たいのか、何を調べたいのかなど、意識が整理されていません。
つまり、工法の違いの説明を受けても価格の説明を受けても、その情報を自分自身に置き換えて考えることがないわけです。そうした顧客にいくら自社商品の説明をしたところで、いたずらに顧客の商品知識を増やすだけで営業という意味での進捗はありません。
しかし、来場者は住まいづくりには関心があるのですので、上手に営業を進めれば見込み客になる可能性はあります。来場者と上手に営業を進めて契約ができれば、受注高は3倍になります。
|